2019年01月03日
2018年 美少女ゲーム 感想・総評など
みなさま、1年間お疲れ様でした。
自分自身、感想を備忘録代わりに書き始めたのが最近というのもあって、昔やったやつも適当に思い返しながら書いたりしたのもありますが、書くのを続けるってなかなか難しいですね。((泣))
年々縮小されているという業界ですが、批評空間を見るとだいぶ減ってますね。
本数でいうと、1年で100本近くかな?
ここに乗っていないのは網羅してないので分かりませんが、商業エロゲもロープラ路線が多く見られるように思う。(宿星のガールフレンドとか、ぱれっとのnineシリーズとか)
今年の作品で印象に残ってるのは、SummerPockets、アメイジング・グレイス、抜きたし、くらいだろうか。
Keyの集大成といえる作品はなかなか良かったですね。
あそこの初期の作品はやったことなかったけど、夏らしい雰囲気がきちんと出てた。子どもの頃思い返してやったなぁとか余韻に浸れるだけでも価値はある。
抜きたしは、マイノリティのお話。
現代のLGBT問題を彷彿とさせるような息苦しさ等が、エロゲっぽく描かれていた。
Trueルートの演説は心に訴えるものがありましたね。
これはもうほんとに情熱が伝わってきた。
アメイジング・グレイスは、ミステリー系。
箱庭の街で、次第に真相を解き明かしていくお話。
美術系の話がマッチしていたので、個人的には中々に良かった。
全体総評:
異能とかちょっと変わった街をモチーフにした現代ファンタジーものが多かったかなって印象。(ゆずソフトーRIDDLE JOKER等)
SF系は少なかった気がする。
ランスシリーズは全くやってないのでなし。
以下、余談。
・プレイ時間について
フルプラだと15~20時間前後が多いように思う。
30時間以上なんてのはほとんどなかったし、やっててダレる。
昔のやつって平気で50時間(村正とかWA2、Fate,CLANNAD)とかあったけど、今思うと、やりきってた自分、ほんとすげえって思うわ。テキスト50時間読むって。
確かに長い分、やりきったっていうカタルシスはあるかもしれんが、今やると中身的には実はそんな必要じゃなくねって思う。無駄な展開が多い。
時代はスピード感を求められてるんだろうなあ。流行りのTiktokアプリとか15秒だしね。
今は展開を演出などでスピーディに表現することができるので、テキストもシンプルでOK。
丁度いい時間は大体20前後。キャラの数は3か4がベスト。5まで行くと、話の構図が似たような感じになるから、だれたりしたことが多かった。
あってもおまけ程度にしてほしい。
ryushlol at 22:52│Comments(0)│エロゲ