2019年06月27日
クロスコンチェルト 体験版 感想
『クロスコンチェルト』
メーカー:あっぷりけ
クラウドファンディングにて4000万近く集めて作られたあっぷりけ10周年記念にして最終作。
ジャンルとしては、伝奇モノ? なのかな。
忌み子扱いされている主人公と、姫扱いされている妹・八重垣瑠璃が、新しい場所で色々な人と出会っていく話。
いわゆる田舎の風習が強い村生まれの兄妹。
主人公は生まれつきの理由で右手が義手らしい。
妹も何か白髪碧眼で、片目だけは隠している理由アリ。(未来視)
妹との出会いのシーンからスタート。塗りが綺麗でいい。特に瞳の色。
ゲーム内SS機能搭載。
レイルロアもあったけど、あっちはテキストが自動で消されてたからこっちのが個人的に好き。
妹のメイド・鏡花。
先祖より代々続いている家来の家系的なアレ。
というよりこいつの髪の毛なんか激しく空中浮遊しててめっちゃ気になる。
(妹から決まった時間に宝くじを買うよう言われ、同じ寮に住む透子さんに問い詰められるシーン)
妹は未来予知の力があるらしい。(体力は消耗する)
けれどこれは世界線の一つを覗き見るみたいな感じであくまで確定ではない。
主観で見ると未来との記憶が混濁してオーバーヒートするらしい?
客観で見ると、その人の色眼鏡で見ることになるため、あてにならないそう。
立ち絵に若干違和感あるのは気のせいか? (瑠璃の考え込むシーンなど、顔が角ばってる感が凄い)
最初はクラスの仲間たちと打ち解けていく。
かなりの登場人物が最初から出てくる。
西条家は主人公との遠縁。
話の流れとしては引っ越し先への挨拶、買い出し、学園などの導入部、友人の自殺の謎を止めるくらいでいいのかな。
西条さんと付き合って、エッチして、月日が経って、田舎帰ったら妹が死んでて終わった。
なにそれと思うかもしれないが、ほんとなにそれってこっちがいいたい。
な、なんというぶつ切り感・・・。続きが気になるどころか、『えっ?』って脳内にはてなマーク終始浮かんでいた。
感想
文体はとても読みやすく、スラスラいける。
主人公の性格は歳相応で淡白だが、若干達観気味か。
軽薄な感じはなさそうだし、気持ち悪さみたいなのはない。
ryushlol at 09:02│Comments(0)